温泉について
日本三名泉と日本三古泉に数えられる有馬温泉効能高い金湯と銀湯、サウナ、水風呂、野天風呂をお楽しみいただけます。
平安時代、清少納言が記した枕草子の中に、湯はななくりの湯(榊原温泉)、有馬の湯、玉造の湯という一文が出てきます。古来より日本三古泉、三名泉、さらには東西温泉番付の西の大関(最高位)と、有馬の湯が人気を博していました。天皇を始め、太閤秀吉、蒋介石まで、歴史上の有名人物がこれほど多く訪れた温泉も珍しく、まさに由緒正しき温泉の中の温泉と言えるでしょう。
湯に入る作法、今で言う入浴マナーなども昔は非常に厳しい掟があって、守らない者は湯女に追い立てられたという記録もあります。まさに湯治は禊、有馬温泉が神に与えられた温泉である証拠です。神戸市営の温泉施設である“金湯”の玄関には「日本第一神霊泉」と書かれた昔の石碑が残っています。
太古の昔より、日本有数の名泉として親しまれた有馬の湯。歴史を感じさせる温泉街。狭い石畳の階段や曲がりくねった細い路地からからころと湯治客の下駄の音が聞こえてきます。ここは非日常の湯治場、浴衣を来てそぞろ歩きをすれば、完璧にリフレッシュされる事でしょう。
お風呂のご紹介
有馬温泉の由来
現代に生きる、伝統の名湯
特徴
古代の日本語で、アリとは山、マとは土地のことを意味します。 すなわちアリマとは山間の土地ということ。
では何故、付近に火山もないのに温泉なのか。
理由として、有馬の湯は単に地中に浸透した雨水が火山の地熱によってあたためられたものではなく、地下深くにあるマグマがその成分を濃厚に溶け込ませた水蒸気を発生させ、岩盤の割れ目や隙間を通って地表にのぼり、やがて熱水となって湧き出してきたものと考えられています。
これにはまさに地球の栄養素である鉄分や塩分が多量に含まれており、空気に触れるやみるみるうちに酸化し、独特の赤褐色の塩辛い温水となります。
これがいわゆる有馬の赤湯(あかゆ)とも金湯(きんのゆ)とも呼ばれ、効能豊かな温泉として親しまれているわけであります。
【金湯】空気にふれて褐色に輝く温泉
金泉 含鉄・ナトリウム 塩化物泉(高張性弱酸性温泉)
- 1.冷え性、腰痛、筋・関節痛、末梢血行障害などに効果
塩がお肌につき、薄い皮膜をつくるため、保湿効果が持続します。また、メタ珪酸といわれる物質が多量に含まれているため、お肌の肌触りがマイルドになり、保温効果も大きくなります。 - 2.感染性皮膚疾患や慢性湿しんに効果
殺菌作用があります。 - 3.各種アレルギー性皮膚疾患、慢性湿しん、じんましん、傷・やけどに効果
カルシウムイオンが豊富に含まれています。
効能
神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔病・冷え性・病後回復期・疲労回復・健康増進・切り傷・やけど・慢性婦人病・虚弱児童・月経障害 等
【銀湯】無色透明でさらりとした温泉
銀泉(単純弱放射能冷鉱泉 低張性、弱アルカリ性、冷鉱泉)
- 1.高血圧症、末梢動脈閉塞性疾患、機能性動脈循環障害、機能性心疾患に効果
毛細血管の拡張により血流が増加します。 - 2.食欲増進の効果
胃液の分泌を刺激します。
効能
筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糧尿病)、 軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進 等
温泉
有馬温泉 にごり湯
利用形態
循環併用式、加水あり、加温あり
野天風呂・銀湯(シャワー無し・浸かるのみ)
あり(男女ともあり・貸切不可・シャワー無し)
浴場数
「野天] 男:1 女:1 混浴:0
[内湯] 男:1 女:1 混浴:0
[サウナ] 男:1 女:1 混浴:0
その他の風呂施設
サウナ / ジャグジー
風呂利用条件
御影石の金銀泉大浴場6~10時/15~24時。 30分前までにお入り下さい。サウナは24時まで 野天風呂は23時まで
※野天風呂はシャワーがありません。浸かるのみです。サウナ・野天風呂は朝の営業はございません。
入湯税
入湯税150円別途頂きます。(小学生以上)